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『風林火山』(ふうりんかざん)は、1992年12月31日に日本テレビ系列で放映された『年末時代劇スペシャル』第8作である。サブタイトルは「武田の軍師・山本勘助の愛と野望」。 『年末時代劇スペシャル』において大晦日に放送された最後の作品でもある。 == 概要 == 戦国時代半ば。乱世において、それぞれの夢と愛、そして悲しみをテーマとして描かれた井上靖の同名小説を映像化したもの。同シリーズにおいて、戦国時代が舞台となる題材を扱うのは初めてである。 主演はシリーズお馴染みの里見浩太朗。本作では、かねてから里見が演じてみたかったという山本勘助を演じた。また、隻眼という異形の兵法者である勘助とは対照的な武田家中随一の美男の将と伝わる高坂昌信役も2役で演じた。主演俳優が同一の役を2人で演じるケースはあったが、1人の俳優が2役を演じるのはシリーズ中本作が唯一である。 また、勘助の主君・武田信玄には舘ひろし。舘はヒロインである側室・諏訪の姫(由布姫)を演じた古手川祐子とは1979年のTVドラマ『西部警察』で共演済みであった。 その他の配役は、信玄の宿敵・上杉謙信役に高嶋政宏、武田義信役には里見の長男である佐野圭亮、川中島の決戦で勘助を討ち取る上杉軍の武将・鬼小島弥太郎役に山城新伍など。クライマックスの川中島戦闘シーンや、信濃侵攻における数々の合戦シーンなど、TVドラマ規模ながら、ダイナミックなアクションシーンを実現している。 このシリーズのほとんどを手がけた杉山義法(謙信を主人公としたNHK大河ドラマ『天と地と』の脚本を担当)による脚本も、勘助を冷徹かつ、ギラギラとした生臭いイメージから、人情厚い熱血漢として描き、若き信玄には、耳が痛くなるほど諌言をしながら叱る他、由布姫とのプラトニックなロマンスを描くなどした。さらに、珍しくコミカルなやりとりを増やして感情移入しやすい物語とキャラクターを構成することに成功している。ナレーターは4代目となる中野誠也にバトンタッチしている。主題歌も近藤房之助が『夢を継ぐ人』を歌唱している。 ただし、視聴率としては振るわず、同シリーズの大晦日からの撤退に繋がるという形で、シリーズの転換点となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「風林火山 (1992年のテレビドラマ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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